2012年3月 2日
特別講習会
また阿波話です。
先日知り合いからマルスプランニングが阿波踊り関連ブログとして紹介されていることを聞き笑いました。
さて、私が所属する飛鳥連は昨年から鳴物から踊りにいたる連全体の融和を目標にしています。色々な試みをしていますが、本格的なシーズンを前にして師匠連の娯茶平からお囃子・女踊り・男踊りの名人を招いて特別練習会を開催することにしました。
このブログでも何度か紹介しましたが、娯茶平は徳島でも老舗中の老舗で、人気・実力共に最高峰の連です。最近流行のビートの効いた阿波踊りと一線を画し、スローなテンポにのせる情感豊かな音と踊りは常に飛鳥連の目標です。今回も多くのことを学ばせていただきました。目標・お手本の存在というのは本当にありがたいものですが、この最高の環境を享受する度に、娯茶平はもちろんのこと飛鳥連の諸先輩方に深く感謝します。

昨年から個人的にも色々と相談させてもらっているのですが、繰り返し繰り返し「技術面より、人の和を大切にせい」と言われます。音も踊りも作るのは人なのですから当然なのですが、徳島最高の技術を持つ方々に言われると意味深です。
いつも関心するのですが娯茶平は300人の大所帯を保ちながら常に質が落ちない。もうじき創立70周年を迎えられますが、とりあえず私が見届けた20年をみても圧巻です。人の入れ替わりはあるんです。毎年お付き合いしているのでそれほど頻繁とは感じませんが5年サイクルくらいで見ると顔ぶれは結構違う。でも本質のようなものは確実に受け継がれている。必然かつ自然な新陳代謝は本場の層の厚さという理由では片付けられない気がします。「組織は生き物」という言葉をたまに耳にしますが娯茶平を見ると納得です。明確なルール付けはないのに何故このように的確な継承がされるのかとても興味がありますが、江戸時代260年間廃らずに継承され続けた「江戸しぐさ」や「講」も口伝のみだったことを思い出します。

常に尊敬・感謝の念はもちろん持っていますが、せっかく来ていただくのですから時間の許す限りキッチリ働き・・・いやいやご指導願いました。朝一番の飛行機で羽田到着後に即刻拉致。AM10時から夕方までミッチリ指導していただきました。
当日は飛鳥連の総会・新年会もありましたので、そのまま参加していただき3次会までお付き合いしていただきました。っていうか私の方が先にダウンしてしまいましたが・・・申し訳ないです。
翌日は連長と一緒に都内めぐりをしました。私たち西東京の人間はあまり馴染みのない東方面。ウチの連長何故か詳しいんですよね。特に浅草は娯茶平の方々も着物用品などが揃うので、東京に来るとよく来るようで喜んでいました。

東といえばスカイツリーっすよね。足元まで行ったんですがアングルに納まりきらないんでこういう撮影風景になっています。横になってるの連長です。
2012年2月18日
初中国・・・またも地元人扱い
中国・大連に来ています。朝鮮半島の西の付根で、「坂の上の雲」の舞台、旅順港や二百三高地が近くにあります。
初中国なので見るもの全てが新鮮ですが、随所で個人主義社会を感じることが多く、アジアというより欧米の国に近い印象です。
人々はパワフル、というか余計なこと考えているヒマないんでしょうね。考え方や感性が物凄くストレートで、貫通力がある。どんどん発展・変化している最中で「振り返るのは後だ」みたいな感じです。そういういところは昔の日本っぽい。
とりあえずインパクトがあったのが道路。交通量はかなり多いのですが、横断歩道が極端に少なく、もちろん歩道橋なんてありませんから、どんなに広い道路でも(相互合計8車線とかでも!)人々は当たり前のように横切って渡ります。信号自体が極端に少ないので、そうしなければ渡れませんしね。第一、6車線、8車線の道路が交わる信号のない交差点なんてのがザラですし、結構な数の車が信号を守りません。交差点のルールは人間も含めて「早い者勝ち」です。
街中に高層ビルが立ち並びますが、こういうところにアンバランスさを感じますし、ネットがgoogleやfacebookに繋がらないことで共産主義国家を再認識させられますね。
食べ物関連ですが聞いていた通り、水は臭いです。飲むとすぐ腹を壊しそうですが、料理は問題なく食べられます。
今日早朝のプレゼンは上手く行って一応GOサインが出ましたが、まだ色々と曖昧な部分があって多少不安。
とりあえず関係者と空いた時間を利用して大連市場に行ってみました。築地とアメ横を足して3で割り、面積を10倍にしたような場所でした。現地の日本人に案内していただきイカやタコの干し物を買い、お茶屋さんでは茶葉に加え中国式のお茶セットを一揃え衝動買い。フルセットで2500円・・・日本で買うと間違いなく2万円くらいしそうです。
ところで、昨日行ったお店で「中国人みたい!」と言われました。
連れの日本人と店に入った瞬間、中国語で話しかけられビックリしました。「中国人のツアーコンダクタだと思った」そうです。
私は東京生まれ東京育ちでありながら、日本全国どこへ行っても「地元の人」といわれる事が多く、「要するに典型的な日本人顔って事なんだろうな」と一人合点していたのですが・・・どういうことでしょうか?
2012年1月16日
ふるさと祭り2012

高円寺連協会の定例行事となりました「ふるさと祭りin東京ドーム」の合同出演が終わりました。
聞くところによると開催者でもある東京ドーム役員から企画会社へ「高円寺阿波踊りは絶対に外すな」と厳命が下っているそうです。大変ありがたく、光栄な話です。
年末から練習を始め、年始にもパート別練習・リハと続いておりましたが、無事終了してホッと一息です。毎年似た面子が集まるので練習への取り組み方は慣れてきたのですが、演出は年々高度化されていて結局不安を抱えてドームに乗り込むことになります。特に今年は決め踊りの演出で先頭センターをやらせていただきました。スロー演出ですので、「スローな踊りなら得意だろう」という事で決まったのかと思いますが、実は決め事の演出は私ものすごく苦手なんです。せっかく指名していただいたので、必死に憶えましたが、本人もさることながら同連の人間が「えっ!大澤さんにあそこやらせるのは危険なのでは!!」と大変心配してくれました。特に唄い手のKさんはその場面が来るたびに「大澤さん間違えないでね!!」と必死に祈っていたそうです。まあ、なんとかなりましたよ。ご心配お掛けしました。ちなみにYOUTUBEでUPされています。問題のシーンは19:00くらいから。
http://www.youtube.com/watch?v=MaPZPLr6whY
ところで今年は他連同士の交流が例年以上によくなった気がします。お互い顔は知ってるけど、挨拶くらいみたいな関係が、随分深まりました。阿波踊りは踊っている最中も愉しいのですが、終わった後に皆で阿波談義するのも、またとても愉しいでのす。そういう意味で今年はとても良いスタートとなりました。
それにしても、毎年言ってますが、総勢230人、まとめている人たちの苦労は大変なものです。取りまとめの方々には頭が下がります。お疲れ様でした!
2012年1月 6日
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
皆様にとって希望に満ちた年でありますように。
さて、正月特にすることもなく、買い溜めた本を読んでおりました。
とりあえずシリーズモノを2冊。新年幕開けには決して相応しくない本のような気もしますが、読みやすくスルスルと読み終えてしまいましたので。


探偵はBARにいる・BARに掛かってきた電話・/東直己
例のごとく映画化に伴って手が伸びた本。
初作「探偵はBARにいる」は映画の原作ではなく2作目「BARに掛かってきた電話」です。確かに2作目の方が良いです。映画の世界と違って小説では2作目の方が面白いシリーズ物って目につきます。同じくハードボイルド系で「新宿鮫」は2作目「毒猿」が最高ですし、大々大好きな「不夜城」も「不夜城Ⅱ/鎮魂歌」が傑作です。系統は違いますが「高円寺純情商店街」も2の方がGOODですね。
ところで、この本を読んでいてすごーく昔を思い出しました。
本の舞台は一昔前のススキノ。主人公の「俺」は正式な探偵ではなく界隈の呑み助で、自称「便利屋」。夜な夜な飲み歩くシーンが物語の舞台です。私自身はススキノへ一度しか行ったことがありませんが、限られた場所で飲み続けるという意味で10数年前の自分と重ねずにはいれませんでした。30代前半、事務所立ち上げ当初で保障もない代わりに保身もなく、仕事も少ないこともあり毎晩2~3時まで地元高円寺で飲み歩いていました。最低でも3件はハシゴして、日にタバコを6箱、朝は11時に出勤という具合です。仕事がありますから、小説ほど自堕落なわけではありませんが、随分ひどい生活をしていました。でも呑み助は全国同じなんですかね。書かれている物事は何の抵抗もなくスルリと体に染みました。物語の主人公も30くらい。そうそう生活が乱れる時期なんだよね、と妙に相槌を打ちたくなります。もうこんな事は無理ですが、読んでいてなんとも懐かしいような、切ないような気分になりました。
タバコをやめて9年。今では朝5~6時に起床してスポーツジムに行くのが日課です。人間変われば変わるものです。
本が好きで色々な本を読みますが、人生で一番役立った本は?と聞かれれば迷うことなく「禁煙セラピー/アレン・カー」を挙げます。2011年12月31日
今年もお世話になりました。
今年もお世話になりました。
大変な年でした。
振り返るにはまだ区切りがついてないことも多いです。
ただ最後に良い本にたくさんめぐり合いました。またですが、今年の〆に書評を。

限りなく透明に近いブルー/村上龍
今更なんですが・・・読んでビックリ。この本発売された当時、どれくらい衝撃を与えたのでしょう。
混沌・狂気の心情表現。自分がそういう状況に置かれているときって確かにこんな感覚だ、とか、もしくは感情移入できることってありますが、文章で現すのってすごく難しいと思うのです。これが実体験であるかどうかは、わかりませんが、ドップリとその世界に浸されます。
最後に垣間見える「その先」に託すのは希望なのか。村上龍さんのその後は知っている訳ですから、今読むと見ようによってはサクセスストーリー序章のような感もあるかも知れませんが、デビュー作である本書がどのように世の中に受け入れられたのか興味のあるところです。
芥川賞の作品って皆好きですが、ショックを伴うもの多いですね。



果つる底なき、最終退行、鉄の骨/池井戸潤
この作者に嵌ってます。「下町ロケット」の直木賞受賞で話題の人ですが、元銀行員という経歴を生かした銀行の内情暴露と悪いヤツ(特に銀行関係者)がギャフンという内容が多く、世の経営者が溜飲を下げること間違いなしの作品が目立ちます。
とりあえず3冊読みました。文体や空気感が割と違っていてどれが本来のスタイルなのか不思議な感じがありましたが、最後の50ページくらいからクライマックスに向けて一気にちりばめられたピースが集約するドライブ感がGOODです。また、ほとんどの作品にある銀行取引による違法資金の洗浄ルートを洗うシーンなんてのは他では中々見れませんね。
最後に読んだ鉄の骨は建設業界の「談合」を描いた作品で、身近な話だけに面白かった。
どの本も取り上げられている題材は社会問題となるようなものを中心にしていますが、それでいて一般社会に生きていれば普通に接触しうるモノばかり。
考えてみれば自由競争で成り立つ現代社会は極端な事件性はなくても十分にドラマチックな出来事がそこら中で起きていますものね。

思い煩うことなく愉しく生きよ/江國香織
本当に「本を愉しんだ」という感覚があります。
流れるような文体とリアル感が強烈な印象でした。主人公達が抱えるかなりヘビーな問題を悲壮感漂わすことなく情緒豊かに語っています。情景が目に浮かび、登場人物たちの息遣いや温もりさえ感じそうでした。
今年のベストかな。


ミレニアム2・ミレニアム3/スティーグ・ラーソン
1に続いて世界一風変わりなヒロイン、リスベット・サランデルが大活躍します。ハッキリ言って主人公のミカエルは途中からどうでもよくなり、リスベットがどうなるかが知りたくて知りたくてどうしようもなくなります。
ストーリー的に言うと2・3で一つのストーリーです。区切る必要はないのではないかと思いました。2を読み終わった後、「早く3を出してくれ~!ここで待て、は厳しいよー!」と思っていたら本屋に並んでいて飛びつきました。
今年はコレが最後の本でした。昨日寝ずに読み終えて、今年はお終い。
そういう意味では良い区切りでした。
2011年12月21日
OPEN HOUSEのお知らせ
専用住宅
2011年12月 2日
冬なのに

神宮の銀杏がキレイに色づきました。
気温もぐんと下がり、気がつくともう12月です。
年をとると1年が早くなると言いますが、まったくですね。
遠い遠い記憶ですが、小学生の頃など1年間が現在の10年くらいに感じていたのではないかと思ってしまいます。
さて、周囲が季節をたっぷり感じさせてくれているのに今年は阿波踊りシーズンがズーッと続いています。特に今週、来週がひどい。

写真はお台場ホテル日航の前で先日撮った夜景です。この日は東京モーターショーのために来日した某有名自動車メーカーの本国役員さんの歓迎パーティーに呼ばれました。翌日はいつもの銀座。日曜はASJイベントで宇都宮に行くのですが、18時のイベント終了後急いで戻ってきて20時から来年のふるさと祭りの合同練習(間に合うか?)。月曜が六本木ヒルズにて某著名人のパーティー出演、火曜は羽田空港でやはり某イベント出演、金曜は連の練習、日曜は男踊りの忘年会、月曜は連の役員会・・・どうなってんだ?
2011年10月30日
ちょっと一息

10月ももう終わりです。すっかり秋らしくなってきました。
阿波踊り期間中のツケが回り、9月以降は怒涛の忙しさ。平日もさることながら、週末はほぼすべてプロジュース会社のイベント参加で、一切休日がとれずにいます。
そして今は、たまプラーザ駅にある「家づくりカフェ」にいます。
こちらはこの前から参加させていただいている「田園都市建築家の会」のホームで週末は会員建築家が持ちまわりで当番をしています。今日は私の番。
プロジュース会社の企画展と違って広告を撒いているわけではないので、客足はとても緩やか。久しぶりにのんびりしています。
更新が遅れていたブログ更新をと思い、書き始めました。
書くことたくさんある気がするのですが、もう一つ思い浮かびませんので、またまた最近読んだ本の感想を。
ノルウェイの森・羊をめぐる冒険・海辺のカフカ・ねじ巻き鳥クロニクル/村上春樹
今さら初めて読みまして・・・
ノーベル賞の時期が来るたび「読んでみるか」と毎年思いながら、手が伸びずここまでいました。少し前にノルウェイの森が映画化しましたが、そういえば数年前に発作的に上巻を買ったままだったことを思い出しました。ノルウェイ~から始めて続けざまに読みました。
独自の世界観、というより文章の構成を含めた独特のリズム感が面白ですね。物語の大切な部分がぶれなければ、非現実的な飛びがあっても構わない的な手法は賛成ですし、それらを自然に包括する表現力がすごいな、と思いました。個人的な感情の掘り下げと同時進行する壮大な物語のシンクロするあたりは今まで読んだことのない種類の小説です。ところで、この方のジャスト世代って私より下の世代なんでしょうか?いろいろな方の話を聞くとそんな感じですが、正直私は昔読んでいたら全然理解できなかったと思います。
ボックス/百田直樹
面白いです。この人の本は何故面白いのだろうと、真剣に考えました。
「永遠の零」の解説に書いてあったのですが、百田さん自身が面白いと思ったことにトコトンはまる人だと書いてありました。で、理解できないものは「つまらんなあ!」とバッサリやるそうで。結局、楽しんで書いているからなんでしょうね。
文体など特に唸るようなところもないですし、ストーリー自体は漫画「ピンポン」を思い出しましたが、それでシラけるということはない。
今後もこのまま行って欲しいです。
ソロモンの犬・/道尾秀介
コテコテの推理小説ですね。
内容としてはまあ、普通。ただ巻末の解説にあったのですが、青春の甘い空気感が物語全体に漂いそれが良かったです。
推理モノ、サスペンスはあまりにコテコテしているの好きではないのです。ただ、本の裏面はあまり読まない主義なので、たまに掴んでしまう。これは、でも良い方でした。どうしても受け付けないモノは読まずに棚肥しになってしまいます。
ミレニアムⅠドラゴンタトゥーの女/スティーグ・ラーソン
スェーデンの小説って今までに読んだことがあるのかな・・・既に映画化も決まっているそうで。
書店でババーンと平積みされていたので思わず買ってしまいました。
すごく面白かったです。
ジャンルはミステリかな?このミスでも相当な推薦がついていましたが、解説にもある通り、推理、ミステリ、サスペンス要素がギッシリミッシリ完全装備されていてハリウッド超大作みたいな小説でした。上記にも書いたように基本的に大好きな路線というわけではないのですが、登場人物が魅力的だったんです。
タイトルにもある「ドラゴンタトゥーの女」=リスベット・サランデルという女性がいるのですが、この人がもう抜群にイイのです。小説家や漫画家のお話に、よく物語りの中においてどう動くのか登場人物が教えてくれる、というようなことをお聞きします。
この女性はまさに生きているような存在感でした。全く予想もつかない行動をしても、ああ、この人はこういう場合こうなるのね、と妙に納得してしまいました。
Ⅱ、Ⅲの文庫化が待ち遠しい。
「カーネーション」/朝の連続テレビ小説
面白いです!毎日、朝が楽しみです。
前回の「おひさま」も良かったのですが、今回はさらに面白い。2回に1回くらいの割合でこける朝の連ドラですが、最近は連勝ですね。
でも特に前々回の「てっぱん」と今回の「カーネーション」が面白いな。NHK大阪の方が良いということでしょうか?
今回のヒロインは実在でファッションデザイナー・コシノジュンコさんのお母様だそうですね。「てっぱん」は割りと涙を誘うことが多かったですが、今回が元気になる話が多いので朝にピッたりです。
今後も期待しています。
2011年10月16日
penに掲載されました
今回の撮影に同行させていただいたのですが、完成して5年、使用した米松やサクラが赤みを増し古材とよく調和していました。
2011年10月14日
田園都市建築家の会
私は別イベントのため参加できないのですが、たまプラーザ駅から徒歩1分、田園都市建築家の会の本拠地家づくりカフェで行います。
よろしければご参加ください。

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