2008年2月アーカイブ

2008年2月29日

エコハウス~新住宅木造協議会~

今回は色々と芋づる式に思い出してしまったので長いです。
今月は書くことが少なかったのでこれでカバーするつもりもあって思いつくまま書いています。

先日、所属する新住宅木造協議会のセミナーに行ってきました。
この新住協(略)について少し補足。室蘭工業大学・鎌田教授を先頭に木造住宅の高断熱高気密を中心に省エネルギー活動をしている団体です。大手の省エネ工法と違い町場の工務店が簡単にできる工法を研究し活動しています。参加しているから言うわけではありませんが、とても良心的かつ真面目な団体です。私は6年前からの参加。

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セミナーは会員の一人「エコハウス」さんの新社屋が完成したのに伴い、その詳細披露と近隣の仕事を見学するものでした。ちなみに上はエコハウスさんのモデルハウス。
技術的な事に関してはそれぞれ思うところがありますので、関心する人やブツブツ言う人がいて、まあ通例通りでした。が、参加者全員がとても驚かされたのがエコハウスさんの営業展開です。田園都市線青葉台駅を中心とするほぼ2km四方くらい(広くて見積もっても3km四方)の中に手掛けた物件があるわ、あるわ・・・とにかく非常に狭い地域を意識的に狙って集中営業しているようですが、物件数は200を超えているのではないでしょうか・・・尋常ではありません。圧巻だったのは「最も集中している地区」300m四方の中に19件です!19件!数十分で全て見ることができます。見学時営業部長と歩いていると会う人会う人親しげに挨拶をしてきます。「町中の人知り合いですか?」と聞きたくなりました。営業をかけるだけでなくアフターサービス、品質の高さが次々とお客様を引き寄せているようです。
この地域だけで見れば三井ホームやパナホームなど大手住宅メーカーも全く太刀打ちできない状態です。一緒に回った会員さんには工務店が多く、とても羨ましそうでしたね。

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さてこれはモデルハウス内にある高断熱高気密工法説明モデルです。内容は新住協の推進内容に丁寧に習っています。そして横で解説を始めたのが(株)アライの新井社長。6年前この人との出会いがなかったらそして今の私、今の事務所の形態もなかったでしょう。

新井さんはWORKにあります「桐生市N邸」の施工業者さんです。見積コンペにお呼びしたその場で「これからの時代断熱工事をしっかりしないと話にならない」といきなり設計にイチャモンをつけられたのが始まりです。普通はしませんよ、そんなこと。こっちは施主の代理で来ているのですからね。だけど、その内容は本当に自分が信じていることを話していることが伝わり、こちらも真剣に話を聞きました。正直なところ、施主さん、私ともに素晴しい空間ができれば多少のことは我慢しよう、と言っていたので、本来は的外れだったのですがね。でも施主さんには「なんか面白い人が来ましたよ」と報告。こちらも興味を持っていただいて一緒に高崎の物件を見に行きました。とてつもない猛暑の中、6畳用クーラーで30帖以上の空間が全て冷やされていた時の衝撃は今でも忘れません。価格面でも一番安く、仕事を請けていただくことになりました。
仕事の出来は素晴しく、今でも大好きな建物です。新井さん自身も建物の出来にはかなり自信があるようで会社のHPや新住協の会合でことあることに引き合いに出しているようです。

新井さんが影響を与えたのは私だけではありません。新住協は北海道・東北という極寒地域の住宅を作る団体が基礎となっております。今でこそ様々な省エネルギー工法が多く市場に出回っていますが、10年ほど前は関東では全く根付かないものだったのです。大手のバックがあるわけでもない新住協が何年もの間「北関東だけは残っている」状態だったそうです・・・新井さんががんばっていたのです。だから現在の関東エリアの会員は新井さんが皆好きです。身長は190以上あるでしょうね。しゃべり方がとても、まあ、わかりやすく言えばボソボソとしゃべるので注意して聞かないと、話をすぐ見失ってしまうので要注意なところはありますが、とにかく設計者として新井さんとの出会いは大きな転機でした。これ以降よっぽど予算が厳しくない限り、私が設計した新築物件は全て高断熱高気密です。あれから6年間で10棟の省エネルギー住宅を作りました。来週10棟目が完成します。
基本的に、というか、完全にデザイン先行でしかやってこなかった人間の方向にとんでもないインパクトを与えていただきました。
中々面と向かって感謝の意を表す機会がありませんが、この場で、ひとまず、感謝の気持ちをお伝えいたします。ありがとうございました。
まあ、読んでないかな、このブログ。

2008年2月15日

トニー

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鉄筋工の職長トニーです。本名は何か長い名前。聞いたけど覚えられませんでした。
物凄く日本語が上手い。ペラペラなんてもんじゃない。「社長ここどうするの?」「この部分は後でバラすつもりだからさ」「あっちまでぶつけておけば良いよね」「ここの階段鉄砲なのかい」建築の隠語まで完璧に使いこなしているのですから参ります。
バングラディッシュ出身だそうで、日本は20年目。「鉄筋工になって16年経つねぇ」としみじみ語っていました。建設現場では外国人をよく見ますが、ほとんどは力仕事などをその場でやっている感じですが、彼は職長。ですから日本人を使っている訳です。建設会社の社長も「トニーは手際が良くて仕事が丁寧なんだよ。彼が入ると安心だね」だそうです。たしかに仕事はとても丁寧で見事。最近の現場で一番きれいだったのではないかな??

2008年2月12日

荒木町

先週金曜日にTVアドマチック天国で荒木町が紹介されていました。
そのせいでしょう、土日は随分ひと気が多かった気がします。ただ、皆さん残念ですが、土日にOPENしているようなお店は荒木町にはありません。あてどもなくふらついている方が多かったです。
荒木町は事務所から歩いて5分くらいのところにある飲み屋街です。ご存知の方は結構飲み好きの方か放送業界関係者ですね。昔隣の河田町にフジテレビがあり、つい最近までは文化放送が四谷にありました。つまり接待街だったのです。さらに四谷という場所柄芸能人や銀座関係者なども多く住んでいるようで、食通系の店がとても多い・・・そうです。はっきり言ってそう言う店はほとんど行った事がありませんのでわかりません。ただ、雑誌などにはよく紹介されていますね。私としてはフジテレビが去った後の姿しか見ていませんので、いま一つひと気のない町という印象が先に立ちます。昔住んでいた高円寺がとてもエネルギッシュな場所なので荒木町は飲み屋街にしては静か過ぎるのです。とか言いつつ結構行ってますし、それなりに馴染みもできましたが・・・。

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ところで、先日荒木町で飲んでいる時隣の方と仲良くなって聞いた話です。元々荒木町は神楽坂と並ぶ花街だったそうです。お客は日本陸軍、つまり戦時の話です。言われてみれば市谷の防衛省を挟んで二つの町は相対していますよね。なるほど。さらに荒木町からお隣三栄町へ行く途中は小さな谷を形とっているのですが、昔はここ池だったそうです。そしてその周りには御茶屋がズラリ。三味線の音がそこら中から聞こえていたそうです。この話って、荒木町に行ったことのない方はわからないと思いますが、物凄く想像を掻き立てられる話です。タイムマシンがあったら、絶対に行ってみたい!と思いました。結局これが下地となってフジテレビの接待街になっていった訳です。神楽坂より「夜の街」の色が濃くあるせいでしょうか、あまり一般化されていません。先日のアド街で何かかわるでしょうか?いきつけのバーのママが「よその街にお客を流すな」運動を起こして折りましたが、さてさて。

2008年2月 4日

Chevrolet BOSS HOSS

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シボレーのバイクです、初めて見ました。
デカイです!排気量はなんと5500cc!!V8!!!?
バイクですか、あなたは!???
いつもガーデンプレイスの月極駐輪場にとまっているようです。大型車でも入るスペースをコイツは2台分のスペースとっています。
何よりも5500と言う異常な排気量がスゴイ。地球温暖化が進む中、何て時代錯誤のシロモノなのでしょう・・・などとキレイ事を言う資格は私にはありませんが・・・
以前に設計したつくば市S邸は高気密高断熱を施し地熱暖房を利用する省エネルギー建築。設計当初からご主人と意気投合し熱心にエネルギー効率を考えたものです。ところが、本人達はというとS様が乗っているのはチェロキー4000cc。燃費の話題になると「アメ車だから仕方ないよ」。こちらも負けじと1100ccオートバイを乗用。軽自動車2台分の排気量で人2人しか運べないのですから非効率極まりありません。乗り物の事になると見境つかない人多いです。
何にせよ、私たち2台分を合わせてもこのマシンの方が大きいのですから呆れます。
でもとりあえず乗ってみたいです、このバイク。

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