2008年6月アーカイブ

2008年6月30日

ラッコ現代建築紀行2

塔の家 東孝光
敷地面積3坪に建つ建築家東孝光氏の自邸です。竣工年は1966年ですので、私より1つ年上。日本都市型住宅の金字塔で、今なお狭小地住宅における伝説的存在です。青山キラー通り沿いに建つこの建物は建設当時近隣に高い建物がなく、まさに「塔」のような建物だったそうです。実は私勤務時代がこの近所でして、東事務所とはさらに目鼻の距離でした。必然的に東さんご本人も何度も見たことがあります。

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狭小住宅の依頼があれば誰もが一度はその図面をじっくり見たことがある日本建築界ではあまりにも有名な建物。内部は確か6層で構成されている筈です。そのあまりの狭小さに一般メディアにも度々顔を出していますが、決してキワモノではありません。以前、仲の良い現場監督と飲んでいる際、民放で放映された内容を語ってくれたことをとても良く憶えております。狭さについては信じられない、と。しかし、番組最後のインタビューで奥様が「私にとって最高の家」と語っていたとか。実際に使っている妻にあんなことを言われるのって、多分、最高に幸せですよね、としみじみしておりました。確かにね。

2008年6月27日

ドクター

昨日、目黒雅叙園で開かれたドクター中松の誕生会で踊ってきました。ドクター80歳のお祝いで「傘寿」というのだそうです。会場自体はそれほど大きくありませんでしたが、偉いんだろうな、と思える人がたくさん。ちなみにデビー夫人がいました。会場内は結構混みいっていて、受け入れ側も色々と忙しくテンヤワンヤで中々大変でしたね。着物は特注のハッピに団扇、弓張り提燈までありました。私たちの連は普段は提燈使わないのですが「是非使ってくれ」という事でしたので、私がダブルで持つことに。意外と楽しかったです。

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ドクターご本人はパーティー前にプレスを集めて会見をしていましたが、海外のメディアもきていて、さすがって感じです。日本ではキワモノ扱いされている節がありますが、凄いんですよね、この人。ちなみにこの会見会場がそのまま私たちの控え室になりました。会場はかなりの混雑で誰が何をやるのか見ている人たちももう一つ意図が見えなかったでしょうね。でも、お祝い事ですので、ある程度の事は気にせずとりあえず盛り上げろ!みたいなノリで、終わってみれば主催者はオッケー! オッケー!とはしゃいでいたので良かったようです。
会場前には一押しの発明品が置いてあったのですが、中でもやはりフライングシューズ・ピョンピョンが目を引きましたね。あれ一度はいてみたいです。
で、帰ってきて今日。ニュースでこの傘寿の会の事が少し取り上げられていたのですが、「美バスト」と言う「ヌーブラを超えた」商品をあの後発表したようです。ウーン・・・私たちが踊るときも「えらやっちゃ、えらやっちゃ、ドクター中松」「グレート、グレート、ドクター中松」と言わされました。凄い人なんですがね、センスがね、不明です。

2008年6月24日

ギリギリ

さて、今年も夏が近づきつつあります。例年通り、趣味(?)の阿波踊りが忙しくなっておりますが、大きな流れの一つで毎年恒例のセシオン杉並で行われる「踊れセシオン」の舞台構成練習がそろそろ佳境に入っていなければいけないのです、が・・・どうも脚本がなかったようです。あれれ?? 実は昨年に引き続き、今年度も飛鳥連の舞台演出を大澤が担当することになっています。っていうか、まあ、自分から「やるっ!」と威勢の良いことを言って引き受けたのですが、つい先日まで何もできていませんでした。数週前からプレッシャーをかけられ続け、「いやぁ、もうちょっと」とか言って誤魔化していたのですが、先週の日曜が最終リミット。送られてくるメールはほとんど脅迫状まがいのものばかりで、ノイローゼになりそうでした。
去年は比較的スムーズにイメージが沸いたのですが、今年は全然ダメ。気ばかりあせって、仕事の合間を縫って、と言うか常時、騒き・麦打ち・祖谷の粉挽き歌など阿波踊りの曲をイヤホンで聴き続けていたのですが、全くイメージが出てこなかった。
で、結局どうなったか、と言いますと、間に合いました。ギリギリで。前日にプレゼンがあったのですが、終わって気持ちに余裕ができたからですかね。個々には繋がらず断片的あったイメージでしたが、それがあったのも良かったみたいで、わずか一日でスルスルと嵌りました。火事場の何とやらですかね。でも終わったのは日曜日の3時。で、練習開始が4時ですから、本当にギリギリでした。間に合わなかったらイジメに遭っていたかもしれません。心の底からホッとしました。

2008年6月10日

ラッコ現代建築紀行1

TERRAZZA(1991設計アモルフ)。
バブルの匂いが濃く残るキラー通りの建物。現在はMTVやローバーの販売店が入っております。銀座通りや青山表参道よりは落ちますが、キラー通りは日本でも指折りの建築的注目度が高い通りです。ですので、続々と新しい建物が出現していきますが、かなり古いものからそれぞれ残っていて、地層を見るように日本現代建築史を感じることができる面白い通りです。

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そんなことは全く関係ないようですが、この通りは生意気にもラッコの散歩コースの一つでして、先日試しに中に連れて入って見たのですが、何故か異常に興奮していました。これはかなりハシャイダあとにようやく落ち着いたところ。

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それにしてもこの一等地になんとも贅沢な空間です。この空間、路面レベルにありますからね。今なら事業主が絶対許しません。通りにはこの他にもバブリーな建物はいくつか残っていますが、ここらでは、これが一番でしょうね。91年竣工ですから、本当に最後の方のバブリック・アーキテクチャーです。日建設計の林昌二さんが東京国際フォーラムをして「バブルという時代があったことを思い出させるある意味記念碑的な建物」と書いてらっしゃって、その当時は「確かに」と思ったのですが、その後六本木ヒルズ等を見ていると、私などはこの建物の方がより強い実感を抱きます。

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