2008年11月アーカイブ

2008年11月25日

気づいたら紅葉

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昨日までの3連休、大和市での建築イベントで完全につぶれました。窓のないホールに閉じ込もり、外の天気もわからず仕舞い。
本日ようやく通常生活に戻り、朝神宮外苑を通ると銀杏がすっかり良い色になっていました。完璧な黄色にはもう一息ですが、十分に見ごろです。
最近は温暖化の影響で通年の「銀杏祭り」開催日と紅葉時期がかみ合わず不思議なイベントになっておりましたが、主催者側も昨年から日程を調整して今年はバッチリストライク。朝早くから随分人が出ています。
ただ、こちらの勝手な言い分ですが、この時期は自転車での通過が本当にしにくい。皆さん上や遠くを見ながら歩く上に、撮影のため突発的な行動をとります。ブレーキをける回数が増えるのですが、悪いことに銀杏の落ち葉がよく滑るんです。何度も転びそうになったことがあります。仕方ないのでしょうが、もう少し回りに目を配ってもらえるとありがたいです。特にバスで訪れる中高年の団体の方々。完全に道をふさいでしまうこと多々ですからね。ああ、ここに綾小路キミマロがいれば、とよく思います。

2008年11月18日

蟻のごちそう

一月ほど前に「夢現舎」という劇団に阿波踊り指導に伺いました。こちらは高円寺を中心に活動する劇団で高円寺本祭の際には地元密着精神の元、様々なボランティア活動をしていただける私たちにとって大変有難い方々です。地元の色を大切にするためか、今回の舞台「蟻のごちそう」で阿波踊りが使われているそうです。最初は正直なところ、どんな人たちで、どんな芝居をするのかさっぱりわからなかったので、かなり興味深々って言うか、怖いもの見たさ、みたいなノリでお伺いしたのです。しかし、そんな思いをあっさり裏切る元気で礼儀正しい方々に迎えていただきました。練習もとても真面目で、喋りだけで大丈夫だろう、と少々舐めモードで行った不届き者はしっかりと汗を掻くことになりました。皆さんお芝居をしているだけあって照れもなければ呑み込みも早い。わずか1時間半くらいで見違えるようになりました。
お芝居の方ですが、高円寺ローカル仲良し倶楽部のつもりでいたものですから、失礼ながら大したものではないだろう的な思いがかなりありました。が、こちらの芝居今年のエディンバラ国際演劇祭(とても有名だそうです)に参加してかなりの高評価を得ているのです。あちらでの論評をいくつか読んだのですが、相当受けが良かったみたいで、びっくりしました。HPにも書いてあったのですが初演の時は劇団創設以来最悪の評判だったものを、公演を繰り返しながら現在の評価を勝ち取るまでに至ったそうです。
だから今回は国際凱旋公演なんです。やるのも新宿・紀伊国屋サザンシアター。一流の小屋じゃないですか。素晴しい。で、今まで割りとナイガシロにしていた踊り部分に磨きをかけることになったそうです。

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お礼にチケットをいただいたので先日見てきました。よかったです。何よりも思ったのは「役者さんってスゴイ」ってこと。踊りの練習時間だけでしたが、ホント普通の格好で普通の時にお会いしているので、演技している姿を見てビックリしました。全然変わるものなんですね。練習場でお会いした際には全く感じなかった骨っぽさや色気に圧倒。ご本人たちを知っているから余計感じたのでしょうが、とても関心させられました。
ちなみに公演パンフに「阿波踊り指導:大澤和生(飛鳥連)」とちゃんと載せていただいているではないですか。ちょっと嬉しい気分です。

2008年11月13日

池上永一

池上くんに最初に会ったのは10年くらい前だったと思います。友人の編集者を通してでしたが、作家という人種に会ったのは初めてでした。とても繊細な印象でしたが、回りにいる物作り系の人間とどこか通じる空気があって身近に感じた事を憶えています。
彼をとりまくエピソードはあまりに多く、ここでは記しませんが、私が知っている人間の中でもかなり特異な存在です。その後何度もお会いしましたが、思えば私が会っていた頃が池上くんにとっては一番きつい時期だったと思います。
沖縄石垣島出身の彼は早稲田大学在学中に「マガージマヌパナス」で日本ファンタジーノベルズ大賞を受賞、続く「風車祭」(カジマヤー)で直木賞候補になりました。私がお会いしたのはちょうどこの頃でその後も意欲的に出版をするのですが、いつも書評家には注目される存在でありながら販売数は伸びなかったようです。
ファンタジー小説という分野は初めてでしたが私は処女作を読んですぐに池上永一の大ファンになりました。いつも読んでいるノワールなどとはおよそ世界の反対側にあるような小説ですが、文章と言う媒体を通して伝わる濃密な物語世界はズシリとした本物感にあふれています。友人の編集者も「今まで担当した作家の中で一番の才能」と太鼓判を押すほど。ただ、生活がとても苦しそうでしたから、余計なお世話で知り合いの沖縄料理店にポスターを貼ってもらおうか、と進言したことがあります。これに対して彼は「もっとメジャーで行きたい」と言っていたことをよく憶えています。性格の優しい人なので私に遠慮しながらの言葉だったと思いますが、彼の才能を信じるなら逆に失礼な言葉だったかも知れないと後で思いました。

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数年前に出版社が文春から角川に変わり、その才能にスポットが当たり始めました。現在は角川の秘蔵っ子のようです。
前作「シャングリラ」でこのミス3位。かなり読者層を広げたのではないでしょうか?
新作「テンペスト」は素晴しい出来です。帯の言葉をそのまま記しますね。
「主人公の人生を共にする悦楽。ゆったりとした構築力はすでにして文豪の風格だ」(筒井康隆)
「読み始めるともう絶対にやめられないのである。圧倒的にリアルで迫力満点なのだ。いやはや、すごい」(北上次郎)
池上ワールドは強烈です。私は最初に処女作「マガージマヌパナス」をお勧めしています。次読む小説を探している方、騙されたと思って試してみてはいかがですか?

2008年11月10日

昭和記念公園駅伝

高円寺在住時の友人達とここ数年間不連続で昭和記念公園駅伝に参加しています。毎回毎回走っている時は「何でこんなツライ思いして走らなければならないんだ?」と思うのですが、意外に続いています。今年は当日阿波踊りの出演と重なってしまったのですが、途中抜けが許されないのが駅伝。踊りの方は他の人にお任せして、行ってきました。
朝、西立川駅を降りた瞬間に「何だコレっ!」と驚くほどの人、人、人。毎年、毎年参加者が増殖しているようで駅周辺が大変なことになっていました。1チームの走行距離は10、5、3、5kmの4人一組ですので、ハーフやフルマラソンなどをやられるような方には温い大会なんでしょうが、それでも日本のランナー人口の多さを垣間見た気がして圧倒されました。
ちなみにこの昭和記念公園駅伝はここ数年ズーッと雨に祟られていて、先日も雨。昨年のジトジト雨に比べれば小雨パラパラでまだ良い方でしたが、それでもできれば快晴の下で走りたいものです。

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ちなみに4区5kmを走った私のタイムは25分。こちらのコースは正味で5.4kmほどあるそうで、5kmに均すと、23分ちょいになります。本格的にやっている人はもっと早いのでしょうが、私のようなついで組にしてはまあまあです。しかしそれでも阿波踊りをやったりジムに行ったりしているので、一般人よりかは遥かに体力がある筈だと自負しているのですがダメですね。ジムではマシンで二十日鼠みたいに走るのですがあれと実際に「走る」行為は大分違うみたいです。
今現在も体が痛く、「走る」という行為がいかに人間のすべての能力を使うのか毎年思い知らされるのです。

2008年11月 5日

表参道

踊りました表参道。11月の夜、寒空の下。
高円寺阿波踊り関係者の悲願達成、ってほどのものではないかも知れませんが、皆やりたかったでしょうね。少なくとも私はうれしかったです。イベントはアカリウムと言って明治神宮改修50周年のイベントで、「新東京三大祭り」として呼ばれたそうです。スーパーよさこい、琉球祭り太鼓、高円寺阿波踊りだそうな・・・あれれ、琉球じゃなくて浅草サンバじゃないんですか??まあ、いいですけどね。浅草の関係者が見たら怒りそうです。
まあ呼ばれて嬉しいとは言うものの、ノーギャラだとか。にもかかわらず参加したお馬鹿な4連は葵、江戸っ子、志留波阿(シルバー)、そして飛鳥。ああ、いつもの人達ですね。よく見る顔が並んでします。好きですねぇ、皆さん。

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昼過ぎからの拘束で、原宿駅側の神宮入り口に設けられた特設舞台で昼夜各1本、夕方から表参道を流す、という内容でした。大した事ないだろう、と思っていたのですが結構なボリュームでした。現在筋肉痛。
出番を待つ間、スーパーよさこいや琉球祭り太鼓の舞台を横から見ていたのですが、やはり音楽が録音ものなのでノリがいま一つですね。一通り見た後、高円寺の1番バッター葵新連が舞台に上がったのですが、音を出した瞬間に場の雰囲気が変わりました。特に葵新は小気味の良いサウンドで音だけで観客のノリノリにしてしまうので、同じ高円寺組としてとても誇らしい気持ちになりました。やっぱり生音ですよ。しみじみ思いました。私は基本的に音楽的なものに疎い人間なのですが、阿波踊りを初めて音楽の力をヒシヒシと感じています。

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先に書きましたちんとんしゃんの柳家紫門さんが以前「高円寺の阿波踊りがなぜこんなに人気があるかわかる?」と言っておりましたね。「生バンドだからだよ」確かにその通り。他の団体には申し訳ありませんが、阿波踊りが一番の存在感だったと思います。

さて、表参道で踊りましたので、残るは銀座通りですね。本当にいつか踊りたいです。

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